2021新年快楽! 旧暦でも年が明けました

中国

今日は旧暦の元日。

皆様、新年明けましておめでとうございます!

日本人には馴染みのない「旧暦」ですが、中国社会は完全に旧暦ベースで動いており、旧暦の年末年始こそが一年のハイライト。新暦の年末年始は皆普通に仕事をしています。

例年春節の時期には中国全土でいわゆる「民族大移動」が発生するわけですが、今年はコロナ禍の影響で帰省を見送る人も多く、非常に静かな旧正月となっています。ただ、帰省を見送ったのは主に北京や上海等の大都市にいる若者たちだったようで、私がいるのは中規模都市ですから、職場の同僚たちは皆例年通り実家に帰ったようです。街を跨ぐ移動の際には1週間以内に受けたPCR検査の陰性証明を所持することが義務付けられているため、うちの大学では医学部の付属病院が窓口となり、帰省希望者はそこでPCR検査を受けたと聞いています。

私は帰省というか一時帰国ができなかったので、大学のキャンパス内にある教員宿舎での一人寂しい年越しとなりました。

私は昨年までは毎年旧正月休みの時期には一時帰国して家族と過ごしていましたから、実は中国で年越しをするのは今回が初めてでした。

ただまあ、特に何かイベントがあるわけでもなく、いつもと何ら変わらない時間を過ごしています。

今月に入ってからはキャンパス内からは人が消え、静かな状態が続いていましたが、旧暦の大晦日である昨日は特に静かで、人の話し声をほとんど耳にしない一日でした。

私は普段椅子に座ったまま終日過ごすことが多いので、ちょっとした運動も兼ねて夕方の散歩を日課にしています。昨日もいつも通り、キャンパス内をぐるっと一周、約3kmほどの道のりをのんびり散歩したのですが、いつも以上に本当に人が少なくて異世界感があって良かったです。

平時は学生教職員合わせて3万人くらいがこのキャンパス内で生活をしているわけで、どこにいてもそこには誰かがいます。静まり返ったキャンパス内を好きな音楽を聴きながら歩いていると、異世界にトリップしたような気分になります。

今年は一体どんな年になるのでしょうか。

コロナ禍は続くのかもしれませんが、それはもう私のような個人がコントロールできる類のものではないので、私としては、とにかく長期休暇の際には普通に一時帰国ができる状態に戻って欲しいです。中国での旧暦の年越しも、今回が最後であって欲しいなと。早く家族に会いたいです。

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