上海にあるIHGホテル「Holiday Inn Express Shanghai Kangqiao」宿泊レポート

ホテル

今夏日本に一時帰国する際に利用した上海のホテル「Holiday Inn Express Shanghai Kangqiao」についてご紹介したいと思います。

海外のホテル

今夏(2021年6月)、私は日本に一時帰国しました。ANAの上海浦東-成田便利用で、出発前の数日間は上海に滞在したので、その際に利用したホテルについて今回はご紹介したいと思います。

ところで、皆さんは海外旅行の際にどうやってホテルを探していますか?

おそらくは、「Booking.com」や「Agoda.com」等の宿泊予約サイトでホテル探しをされる方が多いのではないでしょうか。

私ももちろんそういったサイトを利用してはいるのですが、まず先に調べるのは自分が会員になっているロイヤルティプログラムのホテルが目的地にあるかどうかです。そういったホテルに泊まるとポイントが貯まり、規定のポイント数に達すれば無料宿泊ができたりします。また獲得ポイント数や宿泊数に関する条件を満たせば上級会員になることができ、部屋の無料アップグレード等の特典を得ることができます。

私はいくつかのロイヤルティプログラムの会員になっていて、目的地によって適宜使い分けています。自分が会員になっているホテルグループ傘下のホテルがあれば基本的にはそこを利用し、なければ一般的な宿泊予約サイトで検索して…といった感じです。

あとは、そういったポイント獲得等のメリットに加え、やはり海外では国際的なホテルグループ傘下のホテルを利用した方が安心できるからというのも理由の一つです。そういったホテルの場合、もちろん施設ごとに差はあるものの一定以上の質は確保されていることが多いです。行き先によってはセキュリティー面なんかも気になりますしね。

中国のホテル

私は中国生活が長いのでこれまで色んなホテルを利用してきましたが、特にトラブル等に遭うこともなく、それなりに快適に滞在できたことが多かったです。

ホテル探しに関しては、外国人は上で述べたような方法で探せば問題ないかと思います。中国国内向けの宿泊予約サイトやスマホアプリなんかも色々とあるのですが、中国には外国人が宿泊できないホテルというのが存在するので、そういった中国人向けのサイトやアプリの使用は個人的にはあまりお勧めできません。

国際的ホテルグループ傘下のホテルに関しては色々とありますが、マリオット系とIHGが比較的多いのかなというのが私の印象です。大都市以外だと、マリオット系はないけれどIHG加盟ホテルならある、ということが多い気がします。

今回滞在したのは上海なので、何でもあったと言えばあったのですが、上海浦東国際空港からなるべく近く、かつ渡航用のPCR検査を受ける予定だった病院にも近い場所にしたくて、そういった観点から調べた結果、IHGホテルである「Holiday Inn Express Shanghai Kangqiao」が良さそうだったのでそこに決めました。

Holiday Inn Express Shanghai Kangqiao

「ホリデイインエクスプレス」はIHGホテルの中でも価格帯が低く、日本で言うところのビジネスホテルに相当するカテゴリーです。中国のホテルの宿泊代は物価の割に高めなので、今回は娯楽目的の旅行で泊まるわけではありませんから十分かなと。

場所は、上海浦東国際空港から西に約25km、タクシーで30分くらいの距離にあります。

上海ディズニーランドの近くなので、遊びに行く際にここを利用するのもありかもしれません。

小さくもなく大きくもなくといった感じのサイズのホテルで、外観は結構普通な感じでした。

部屋の中はこんな感じ。

クチコミのスコアがすごく高かったのもあってこのホテルにしたのですが、非常に清潔感があって良かったです。水回りもきれいでした。シャワートイレやバスタブはありませんが、そういうのは高級ホテルにでも泊まらない限り中国にはありません。中国生活が長過ぎて私も感覚が中国寄りになってしまったのか、シャワートイレもバスタブもどうも他人が使ったようなものは不潔に感じてしまうので、仮にあっても私は海外では使いません。日本の自宅にいる時はどちらも使っていますが。

ちなみに、ついでに書いておきますが、私の学生曰く、「ホテルの部屋にあるケトルは絶対に使ってはダメ」とのことです。なんでも、それで下着を洗う(消毒殺菌目的?)人がいるそうで、便器並みに汚いそうです。なので私は外泊する際には必ず小型のマイケトルを持って行くようにしています。

驚かれた方もいるとは思いますが、ぜひインターネットで検索してみてください。日本にもそういうことをやる人がいるということがわかります。ですから私はもちろん日本のホテルに泊まる際にもケトルだけは絶対に使いません。妻もこの話を知り「一生使わない」と言っています。

私の学生が言うには、中国には潔癖症の人も結構多いそうで、そういう人はホテルのタオルすら一切使わないのだとか。そういった人たちは、ネット通販で使い捨てのタオルやシーツを購入しそれを持って行って使うそうです。その学生もそっち側の人だそうで、「だって先生、オジサンが股間を拭いたタオルですよ? それで顔を拭きたいと思いますか?」と言われ私の中の常識がグラグラと揺らいでしまいました。ただ、私は備え付けのケトルの使用はさすがに無理になりましたが、タオルとシーツの関してはもう諦めてホテルにあるものを普通に使うようにしています。それを言い出したらもう温泉もプールも無理になってしまいますからね。でもやはりケトルは無理です。排泄物付きのパンツから煮出したものがそこに… と思うと耐えられません。肌に触れるだけではなく、直接自分の体の中に入れるものですからね。

とまあ話が大きく逸れてしまいましたが、とにかく部屋は清潔感があって私は何の不満も感じませんでした。

デリバリーロボット

夕食は付近のレストランからの出前で済ませたのですが、それとは別に、このホテルではちょっとしたルームサービスの利用も可能です。

ただこのルームサービスがちょっと普通ではなくて、スマホでQRコードを読み取って注文すると、なんとロボットが部屋まで届けてくれるのです。

噂には聞いていましたが、こんなの本当にあるのだなと。これなら新型コロナウイルスへの感染リスクもほぼゼロにできるでしょうし、こういうのがこれからもっと一般的になるのかもしれません。

ただ、購入可能なのは飲み物やカップ麺、コンドーム、スマホの充電ケーブルくらいですし、ビールを注文したら常温だったので、もう少し内容が良くなるといいなと思いました。なお、冷えたビールが飲みたければ、スマホのアプリで酒屋のデリバリーを利用すればOKです。私も翌日はそうしました。

感想

ということで、今回は上海のIHGホテルである「Holiday Inn Express Shanghai Kangqiao」のご紹介でした。

感想としては、とにもかくにも室内がどこもきれいで清潔感があり、安心して滞在することができたのが良かったです。特に不満に感じる点はありませんでした。

この辺りはまだまだ開発途中のエリアなので、上海の市街地まで行けば他にもたくさんホテルはあります。ただやはり空港からどんどん遠ざかってしまうので、今後も上海浦東国際空港を利用する際には私はここに滞在する可能性が高いと思います。もう少し空港に近いホテルもあるにはあるのですが、建物が古かったりクチコミスコアが良くなかったりしたのでちょっと微妙かなと。

とまあそんなわけで、特別何がすごいというわけでもないのですが、ここなら日本人でも快適に安心して滞在できるだろうと思えるホテルを今回見つけたのでご紹介させていただきました。当記事が何方かの役に立ったら嬉しいです。

コメント

タイトルとURLをコピーしました